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淡路島

ジャパンナレッジで閲覧できる『淡路島』の日本歴史地名大系・世界大百科事典のサンプルページ

日本歴史地名大系
淡路島
あわじしま

瀬戸内海の東部に浮ぶ瀬戸内海最大の島。北は明石海峡、東は紀淡きたん海峡によって本州と分たれ、西は鳴門なると海峡によって四国と分たれている。面積は約五九一平方キロ、本州・北海道・九州・四国および択捉えとろふ島・国後くなしり島を除けば、沖縄島・佐渡島・奄美大あまみおお島・対馬に次ぐ第五位の面積をもち、県の全面積の七・〇五パーセントを占める。人口は約一六万三千人(平成七年)で、全県の三・〇一パーセントに当たる。地形的には津名つな山地(北部の北淡山地、中部の先山山地、西部の西淡山地に分けられることもある)とその周辺の丘陵、南部の諭鶴羽ゆづるは山地、それらに挟まれた三原みはら地溝低地の三つに大別される。津名山地は六甲ろつこう山地と同様周りを断層で区切られた地塁山地であり、断層崖が直接海に接していて平地が少ない。また山地自体の内部にも多くの断層が走り、それに沿って山地・丘陵は複雑に刻まれている。平成七年(一九九五)一月の兵庫県南部地震でも、津名山地の周縁および内部の断層が震源の一部を構成した。島の最高峰諭鶴羽山(六〇八・三メートル)を中心とする諭鶴羽山地は、南側を中央構造線によって切られ、北側も断層によって境された、やはり地塁山地であり、ことに南側では急傾斜の山腹斜面が直接海に没している。津名山地と諭鶴羽山地との間の三原地溝低地は、島における唯一のまとまった低地であり、諭鶴羽山地の北側山麓にはこの低地に向かって多くの扇状地が形成されている。気候は全般的には温暖で雨の比較的少ない瀬戸内海気候の特徴を示す。諭鶴羽山地の南側はことに温暖で、水仙の自生地では二月から開花がみられ、多くの観光客を引付けている。

佐渡・隠岐・壱岐・対馬と同様、淡路も古代から島だけで一つの国を構成していた。淡路は「淡道」「粟路」と記されたこともあるが、本来畿内から四国の阿波国への通路を意味している。地形や気候の地域的な特色を反映して土地利用にも地域性が顕著にみられる。北部の山地・丘陵では傾斜地に多くの棚田が開かれ、また多数の溜池が築造されている。北淡ほくだん山地の東側では東浦ひがしうら町を中心に、温暖な気候を生かし大都市への出荷を目指して花卉のハウス栽培が盛んである。それに対し三原地溝低地では水田の裏作としてタマネギ、キャベツの栽培が盛んで、集約的な農業が発達している。また乳用牛の飼育も盛んで県下第一の酪農地帯となっている。全島の農業粗生産高をみると、野菜類が第一位、乳用牛が第二位を占め米は第三位である。島の周囲の海岸には各所に漁港があり、小規模な漁船による小型底引網・一本釣などによるさまざまな漁獲がみられる。また西淡せいだん町の名勝慶野けいの松原のほか、海岸には多くの観光・レクリエーション施設が整備され、観光開発が進められつつある。昭和六〇年(一九八五)には鳴門海峡をまたいで大鳴門おおなると橋が完成、さらに平成一〇年には明石海峡大橋が完成して、本州との間の連絡道路がつながったので、今後産業面でも人々の生活面でも、また観光客の来遊という面でも、大きな変化がみられるであろう。



改訂新版・世界大百科事典
淡路島
あわじしま

兵庫県に属する瀬戸内海最大の島。南北54km,東西24km,面積593km2。人口14万3547(2010)。東は大阪湾,西は播磨灘,南は紀伊水道に面し,明石海峡,友ヶ島水道(紀淡海峡),鳴門海峡をへだてて明石市,和歌山市,鳴門市とむかいあう。行政上は1市2郡10町に分かれていたが、現在は洲本市,淡路市,南あわじ市の3市からなり,近世に蜂須賀氏の城下町であった旧洲本市が行政や交通の中心になっている。本州と四国が瀬戸内海の陥没で分離したときに残った地塁状の島で,地形的に大きく北部の津名丘陵,南部の諭鶴羽(ゆづるは)山地と,その中間の地溝帯である三原平野,洲本平野に区分できる。花コウ岩からなる津名丘陵は明石海峡陥没以前は六甲山地と一続きの山地であった。最高地点の伊勢ヶ森は標高515m。諭鶴羽山地は和泉山脈,讃岐山脈と同じ和泉砂岩からなり,最高地点は諭鶴羽山(608m)である。その南縁は中央構造線に接し,直線状の急峻な断層崖が海に落ちこんでいる。このように島は断層海岸にかこまれているため平地が乏しく,中央の三原平野,洲本平野がまとまった平野となっている。三原平野には古墳が多く,国府,国分寺のおかれた律令時代は淡路の政治・文化の中心であった。気候的には全体として温暖少雨の瀬戸内式気候区に含まれ,黒潮の支流に洗われる南海岸や大阪湾に面する東浦地域は冬も暖かいが,播磨灘に面する西浦地域は北西季節風をまともに受けるために冬季の農業や漁業は大いに制約される。また不足がちの灌漑用水を補うための溜池が多く,1934年には島全体で2万3600余の溜池があった。

〈花とミルクとオレンジの島〉といわれる淡路島は,農業の地域的特色によって,東浦,西浦,三原平野の3地域に大別できる。津名丘陵東斜面の東浦地域は花卉栽培が昭和初期から始まり,現在では西日本随一の産地となっている。大阪湾に流れこむ暖流,日当りのよい南東斜面,さらに北西季節風の風下という微気候的条件の有利さに加えて,フェリーによって切花で出荷できる阪神の大市場への近さが花卉栽培の発展を助けた。これにたいし西浦地域は平地が乏しく東浦同様耕して天に至る棚田景観がいたるところでみられ,米作を中心に果樹,肉牛飼育などが行われている。肥沃な三原平野は米作,酪農,露地野菜を基幹とする多毛作高度集約農業が営まれ,とくに第2次世界大戦後盛んになったタマネギは全国一の産額を誇る。この地域に乳牛が導入されたのは明治30年代で,以後いく度か盛衰を重ねたが,現在でも西日本最大の酪農地帯である。淡路島では水田裏作としてタマネギとともに飼料作物が栽培されている三原平野に乳牛が多いのにくらべ,山がちの北淡路には役牛としての役目も果たす肉牛の飼育が多い。果樹はミカン類とビワが中心で,島内各地で産する。また南淡町の灘は野生に近い形で栽培されるスイセンの産地として有名。四周を海にかこまれ好漁場に恵まれているため,淡路島では古くから漁業が発達していた。現在,小型底引網によるカレイ,イカ漁や一本釣りによるタイ,スズキなどの出荷が多い。旧南淡町の沖合4km,紀伊水道に浮かぶ沼(ぬ)島は全島岩山でわずかな平地に民家が密集している小島であるが,古くから水軍の基地,漁業の根拠地として著名であり,また固有の行事,慣習が残存していて民俗学的にも注目されている。淡路島の工業としては地場産業の瓦,線香があるが,いずれも零細規模の工場が多い。近代工業では紡績,カドミウム電池,食品などの工場が立地するが,島の経済に占める工業の比重は小さい。農業とならぶ島の産業は観光で,鳴門観潮をはじめ,洲本城跡,由良城跡,慶野松原(名)などの史跡や名所のほか淡路人形などの古文化財が多く,最近は海水浴客も増加している。本州と四国の回廊的性格を帯びるため通過交通が多く,明石,鳴門の両海峡では連絡船やフェリーが輻湊(ふくそう)していたほか,大阪湾を横断する航路が大阪,神戸と淡路島を結んでいたが,現在は岩屋港と明石間を残すのみ。明石海峡大橋の開通で,本土への交通の便がよいために,島の北部は神戸や播磨の神戸圏に入った。また85年6月には,本州四国連絡橋公団による大鳴門橋が開通した。95年1月の阪神淡路大震災では,北部の旧北淡町を中心に大被害を受けた。
→淡路国
[小森 星児]

[索引語]
津名丘陵 諭鶴羽(ゆづるは)山地 三原平野 伊勢ヶ森 東浦(地域名) 西浦(淡路島) 沼(ぬ)島
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1. あはぢしま【淡路島】
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2. 淡路島
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3. 淡路島
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1934年には島全体で2万3600余の溜池があった。 〈花とミルクとオレンジの島〉といわれる淡路島は,農業の地域的特色によって,東浦,西浦,三原平野の3地域に大 ...
4. あわじ‐しま【淡路島】地図
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瀬戸内海最大の島。兵庫県に属する。もと淡路の一国をなし、近世は徳島藩領。気候温暖で、ビワ・ミカン・草花などを栽培。面積593平方キロメートル。[歌枕]  ...
5. あわじ‐しま[あはぢ‥]【淡路島】
日本国語大辞典
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6. あわじしま【淡路島】兵庫県:総論
日本歴史地名大系
瀬戸内海の東部に浮ぶ瀬戸内海最大の島。北は明石海峡、東は紀淡海峡によって本州と分たれ、西は鳴門海峡によって四国と分たれている。面積は約五九一平方キロ、本州・北海 ...
7. 淡路島公園
デジタル大辞泉プラス
兵庫県淡路市にある公園。1985年開園。 2012年08月 ...
8. 淡路島3年とらふぐ
デジタル大辞泉プラス
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9. 淡路島たまねぎ
デジタル大辞泉プラス
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10. 淡路島の藻塩
デジタル大辞泉プラス
株式会社多田フィロソフィ(兵庫県南あわじ市)が製造する塩の商品名。 2016年04月 ...
11. 淡路島モンキーセンター
デジタル大辞泉プラス
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12. 合子船[図版]
国史大辞典
淡路島草香明神の船絵馬 (c)Yoshikawa kobunkan Inc.  ...
13. あい
日本国語大辞典
(5)雑木炭。《あい》広島県山県郡054 (6)泥。川や池沼などの底に沈殿している泥土。《あい》兵庫県淡路島671 (7)挨拶。幼児語。《あい》香川県丸亀市82 ...
14. あい[方言]
日本方言大辞典
広島県山県郡054方言(雑誌)1931~1938(6)泥。川や池沼などの底に沈殿している泥土。 兵庫県淡路島671淡路方言研究(田中万兵衛)1934(7)挨拶。 ...
15. あい‐しら・う[あひしらふ]
日本国語大辞典
静岡県庵原郡534 (3)からかう。《あいしらう》山形県139 (4)自愛する。養生する。《あいしらう》兵庫県淡路島050 徳島県811 香川県高松市・香川郡8 ...
16. あいしらう[方言]
日本方言大辞典
。 山形県139山形県方言辞典(山形県方言研究会)1970(4)自愛する。養生する。 兵庫県淡路島050東京人類学会雑誌(雑誌)1886~1907 徳島県811 ...
17. あい‐・みる[あひ‥]【相見・逢見】
日本国語大辞典
の意で)男女が肉体関係を結ぶ。男女が深い契りを結ぶ。結婚する。*日本書紀〔720〕応神二二年四月・歌謡「淡路島 いや二並(ふたなら)び 小豆島 いや二並び〈略〉 ...
18. あいや[方言]
日本方言大辞典
京都市621京言葉(楳垣実)1946 大阪市638大阪方言事典(牧村史陽)1955 兵庫県淡路島671淡路方言研究(田中万兵衛)1934 奈良県南大和683南 ...
19. あいや【足】
日本国語大辞典
大阪市638 兵庫県淡路島671 奈良県南大和683 和歌山市691 岡山県753 広島県高田郡779 徳島県810 香川県香川郡830 大分県938 (2)人 ...
20. あいやい【相合】[方言]
日本方言大辞典
1938《あいやこ》 大阪市「あいやこで使う」638大阪方言事典(牧村史陽)1955 兵庫県淡路島050東京人類学会雑誌(雑誌)1886~1907 奈良県北葛城 ...
21. あい‐やい[あひやひ]【相合】
日本国語大辞典
《あいやい》兵庫県赤穂郡054 徳島県809 《あいや》兵庫県赤穂郡054 《あいやこ》大阪市638 兵庫県淡路島050 奈良県北葛城郡678 宇陀郡683 香 ...
22. あえくる[方言]
日本方言大辞典
1934 東加茂郡565矢作ダム水没地域民俗資料調査報告(愛知県教育委員会)1967 兵庫県淡路島671淡路方言研究(田中万兵衛)1934 和歌山県691和歌山 ...
23. あえ‐く・る[あへ‥]【和─】
日本国語大辞典
福岡県872 大分県大分市・大分郡941 《あやくる》愛知県豊橋市549 東加茂郡565 兵庫県淡路島671 和歌山県691 岡山県苫田郡748 徳島県811  ...
24. あえのこと
日本大百科全書
」は田の神を送るということであるが、湯浴(ゆあみ)や饗膳(きょうぜん)など同様の方式である。淡路島北部のヤマドッサンや九州北部の丑(うし)の日祭など他地域の収穫 ...
25. あおち【煽】[方言]
日本方言大辞典
島根県725島根県方言辞典(広戸惇・矢富熊一郎)1963(3)ものの動きによって起こる風。 兵庫県淡路島671淡路方言研究(田中万兵衛)1934浄瑠璃女殺油地獄 ...
26. あおち[あふち]【煽】
日本国語大辞典
〔隠語輯覧{1915}〕(1)ものの動きによって起こる風。《あおち》兵庫県淡路島671 (2)あおぐこと。《あおち》岐阜県飛騨502 (3)すすめ唆すこと。扇動 ...
27. あおべら【青遍羅】[方言]
日本方言大辞典
和歌山県694紀州魚譜(宇井縫蔵)1924 兵庫県明石015日本産魚類方言集(兵庫県水産試験場)1941 淡路島016実用魚介方言図説(田中茂穂)1941(2) ...
28. あお‐べら【青倍良・青遍羅】
日本国語大辞典
雄。《あおべら》神奈川県三浦郡016 石川県鹿島郡016 和歌山県694 兵庫県明石015 淡路島016 (2)魚、にしきうお(錦魚)。《あおべろ》とも。和歌山 ...
29. 明石(市)
日本大百科全書
兵庫県南部にある市。東部と北部は神戸市に接し、南は明石海峡を隔てて淡路島を望む。1919年(大正8)市制施行。1942年(昭和17)林崎(はやしざき)村、195 ...
30. 明石[市]
世界大百科事典
兵庫県南部,明石海峡に臨む市。1919年市制。人口29万0959(2010)。大阪湾の西の玄関として,また淡路島を経て四国への連絡路として古くからの要地である。 ...
31. あかし【明石】
日本国語大辞典
【一】〔一〕兵庫県南部、播磨海岸の東端の地名。古くから山陽、南海両道の宿駅、淡路島への港として知られる。天和二年(一六八二)以降は松平八万石の城下町。古来、かわ ...
32. あかし【明石】
全文全訳古語辞典
[地名]現在の兵庫県明石市。古くから山陽、南海両道の宿駅、淡路島への港として、また、海岸の美しい名勝の地として知られる。『源氏物語』第十三帖(光源氏二十七歳の三 ...
33. 明石(源氏物語) 239ページ
日本古典文学全集
ふに、言はむ方なく恋しきこと、いづ方となく行く方なき心地したまひて、ただ目の前に見やらるるは淡路島なりけり。源氏「あはとはるかに」などのたまひて、源氏あはと見る ...
34. 明石(源氏物語) 240ページ
日本古典文学全集
久しう手ふれたまはぬ琴を袋より取り出でたまひて、はかなく掻き鳴らしたまへる御さまを、見たてまつる人もやすからずあはれに悲しう思ひあへり。広陵といふ手をあるかぎり ...
35. 明石海峡
日本大百科全書
大阪湾の西口にあたり、内外船舶の往来が激しい水陸交通の中心地である。しかし、淡路島の松帆浦沖は6~7ノットの急潮流で海の難所である。神戸市舞子浜と淡路島岩屋の間 ...
36. 明石海峡
世界大百科事典
兵庫県明石市と淡路島の間にあり,大阪湾と播磨灘をつなぐ海峡。六甲山地とその延長である津名丘陵の間が陥没してできた海峡で,もっとも狭い神戸市垂水区舞子地区と淡路市 ...
37. あかし‐かいきょう【明石海峡】地図
デジタル大辞泉
明石市と淡路島との間にある幅が約4キロの海峡。大阪湾と播磨灘(はりまなだ)をつなぐ。古くから海上交通の要衝。両岸は白砂青松の景勝地として知られた。平成10年(1 ...
38. あかし‐かいきょう[‥カイケフ]【明石海峡】
日本国語大辞典
大阪湾の西口、明石市と淡路島との間にある海峡。古くから海上交通の要所であり、明石鯛(だい)、明石蛸(だこ)の漁場。平成一〇年(一九九八)海峡をまたいで、神戸市と ...
39. 明石海峡大橋
日本大百科全書
が全通した。このルートは、神戸西インターチェンジ(山陽自動車道と接続)から明石海峡を渡って、淡路島を縦貫し、鳴門海峡に架かる大鳴門橋を渡って徳島県の鳴門インター ...
40. 明石海峡大橋[百科マルチメディア]
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41. 明石海峡公園
日本大百科全書
公園。計画総面積は約330ヘクタール、明石海峡を挟んで神戸地区(あいな里山公園)と淡路地区(淡路島国営明石海峡公園)に分かれている。基本テーマは「自然と人との共 ...
42. あかしし【明石市】兵庫県
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43. あかし の 浦(うら)
日本国語大辞典
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44. あかしのうら【明石の浦】
全文全訳古語辞典
[地名]兵庫県明石市の瀬戸内海に臨んだ海岸。白砂青松の景勝の地であり、明石大門を間にして淡路島と対するので有名。歌枕。  ...
45. アカタチ
世界大百科事典
日本の中・南部沿岸,東シナ海でふつうに見られる。関東各地でアカタチと呼ぶが,和歌山県田辺でナガタナ,淡路島,長崎でシャケノウオ,四国の川之江でミコノヒモ,鹿児島 ...
46. アカネズミ
日本大百科全書
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47. あがく【足搔】[方言]
日本方言大辞典
子上「早くねせて、とく起し、昼あがかせたが万病円」(2)寝ている時に、よく動き回る。 兵庫県淡路島671淡路方言研究(田中万兵衛)1934 岡山県児島郡763児 ...
48. あ‐が・く【足掻】
日本国語大辞典
福井県431 島根県石見725 岡山県児島郡763 (2)寝ている時に、よく動き回る。《あがく》兵庫県淡路島671 岡山県児島郡763 (3)焦る。焦慮する。い ...
49. あきなき‐はな【秋無花】
日本国語大辞典
たつうみの浪の花にぞ秋なかりける」の歌から)波をたとえていう。*拾遺愚草員外〔1240頃〕「淡路島秋なき花をかざしもて出づるもおそしいざよひの月」 ...
50. あく
日本国語大辞典
383 《あえく》新潟県西頸城郡385 《やあく》静岡県527 530 540 《やく》兵庫県淡路島671 《やいく》千葉県海上郡268  ...
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