「金々先生栄花夢」カテゴリの記事一覧
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恋川春町(国史大辞典・世界大百科事典)
一七四四-八九。江戸時代中・後期の戯作者。駿河小島藩一万石松平家の臣。本名は倉橋格、通称寿平、狂歌名は酒上不埓、寿山人とも号す。筆名は藩邸のある小石川春日町にかけ、また浮世絵師勝川春章の名に似せたものである。延享元年(一七四四)生まれる。二十歳の時に伯父倉橋忠蔵の養嗣子となって
金々先生栄花夢(国史大辞典)
黄表紙の祖となった作品で、画・作とも恋川春町の手に成る。二冊十丁の小冊子で安永四年(一七七五)正月刊。赤本・青本・黒本とよばれる絵本が元禄以前から童幼婦女向けに出版されて来たが、このスタイルに現代青年向けの内容を盛り、新時代の漫画読物あるいは大人の