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はからずも【不計—・不図—】
読者カード 用例 2025年04月15日 公開
用例: | 先生の芳名を聞くこと日久し。圖らずもこゝに邂逅する事を得たり。 |
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『夢遊金華山之記』 1812年 大槻茂質(玄沢) | |
語釈: | 「はからず(不計)」に同じ。 |
コメント:「はからずも」の語形だと第二版の用例より古い。
編集部:第2版では、随筆『胆大小心録』(1808)の例が早いのですが、語形は「はからずしも」になっていますね。「はからずも」の例としては、洒落本『温海土産』(1857)の例が早く、さらに、45年さかのぼることになります。ちなみに「はからず(不計)」の語釈は「(動詞「はかる(計)」の未然形に打消の助動詞「ず」が付いてできたもの)思いもよらず。不意に。ふと。はからざるに。はからずも」となっています。
著書・作品名:夢遊金華山之記
媒体形式:その他
刊行年(月日):1812年
著者・作者:大槻茂質(玄沢)
掲載ページなど:480ページ下段後ろから3行目〔『仙台叢書 第三巻』、1971年9月20日発行〕
発行元:宝文堂