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きたかみ【北上】
読者カード 語釈 2025年04月10日 公開
用例: | 其驛をもたち北上を右に見。其川ぞへの長き堤を行きしに。 |
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『夢遊金華山之記』 1812年 大槻茂質(玄沢) | |
語釈: | 「きたかみがわ(北上川)」の略。 |
コメント:既投稿例より古い。
編集部:2007年10月29日付けで、古書人さんに、中村五六編『中等地理 日本誌』(1898)の例をご紹介いただいていますが、さらに、86年さかのぼります。ちなみに、「北上川」の語釈は「岩手県北部の七時雨(ななしぐれ)山に発し、岩手・宮城両県を南流して追波湾と石巻湾に注ぐ川。北上高地、奥羽山脈の間の低地を貫流する。寛永三年(一六二六)伊達政宗の命により、追波湾に注いでいた流路に加えて石巻湾への新流路を開削。のち交通河川として利用され、盛岡、花巻などの河港が栄えた。流域には北上盆地、仙北平野があり、ともに穀倉地帯。支流に多くのダムが建設され、総合開発が進む。全長二四九キロメートル」となっています。
著書・作品名:夢遊金華山之記
媒体形式:その他
刊行年(月日):1812年
著者・作者:大槻茂質(玄沢)
掲載ページなど:469ページ上段1行目〔『仙台叢書 第三巻』、1971年9月20日発行〕
発行元:宝文堂