そうほせい【相補性】
読者カード 用例 2025年01月23日 公開
| 用例： | 相補性（complementarity）ニールス・ボーアが導入した言葉。 |
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| 『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編 | |
| 語釈： | 〔名〕電子などの微小粒子は、位置を確定すると運動量が不確定になり、運動量を確定すると位置が不確定になるという二量の不確定性関係を表わすことば。これは物質の粒子性と波動性との二重性格によるもので、この二つの性格を相補的であるということもある。Ｎ＝ボーアが量子力学の解釈を強調するために導入した概念。→不確定性原理。 |
コメント：第二版には用例が載っておらず、投稿例（1951）と同じ年ですが、一例しかないので、とりあえず。項目名からの例です。
編集部：2023年1月16日付けで、中谷宇吉郎『露伴先生と神仙道』（1951）の例をご紹介いただいていますね。
著書･作品名：科學用語辭典
媒体形式：単行本
刊行年（月日）：1951年
著者･作者：矢島祐利 石田周三 編
掲載ページなど：40ページ右下から1行目〔アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕（国立国会図書館デジタルコレクション）
発行元：弘文堂