きゅうみん【休眠】
読者カード 用例 2024年12月07日 公開
用例: | 卽ち乾燥してゐる休眠種子に對しては〔第二部・九〕(177ページ本文6行目)元來種子には休眠といふ現象があつて、〔第二部・九〕(178ページ本文13行目) |
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『生命と物質―植物の生活から―』 1940年 服部靜夫 | |
語釈: | 〔名〕(2)動植物が環境の不良に耐えるため、成長や活動などの生活機能を一時的に不活発にしたり停止したりしている状態。植物では種子、球根、胞子、冬芽などにみられ、動物では冬眠、夏眠がこれにあたる。 |
コメント:投稿例(1892)(1904)(1911)、第二版の用例(1973)がありますが、語釈にある、「種子」でみられることがわかる例なので、とりあえず。
編集部:「休眠種子」の例は単独の見出しを検討してもよさそうですね。ちなみに、第2版では、「花木」の例が添えられており、ご紹介いただいた例はそれぞれ、蚕児、胞子、花の例となっています。
著書・作品名:生命と物質―植物の生活から―
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1940年
著者・作者:服部靜夫
掲載ページなど:177ページ本文6行目、178ページ本文13行目〔岩波新書66、昭和十五年五月三十日 第一刷發行 昭和二十四年五月二十日 第三刷發行〕
発行元:岩波書店