きゅうすい【吸水】
読者カード 用例 2024年12月07日 公開
用例: | ただ吸水した種子を一定溫度に貯藏する場所と〔第二部・九〕 |
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『生命と物質―植物の生活から―』 1940年 服部靜夫 | |
語釈: | 〔名〕水を吸い取ること。特に植物が外界から体内へ水を取り入れること。水の蒸散と共に植物の生成に重要な役割をもつ。普通、陸生の高等植物は根から、藻類やコケ類などは水と接触する部分から摂取する。 |
コメント:投稿例(1906)(1912)よりも新しいですが、「―する」の例としては投稿例(1976、吸水している)よりもさかのぼるので。
編集部:2010年1月22日付けで、ぽんちさんに、芝木好子『黄色い皇帝』(1976)から、動物「蝶」の例をご紹介いただいていますが、こちらは、語釈通りに植物の例で、サ変の例としては36年さかのぼることになります。
著書・作品名:生命と物質―植物の生活から―
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1940年
著者・作者:服部靜夫
掲載ページなど:176ページ本文12行目〔岩波新書66、昭和十五年五月三十日 第一刷發行 昭和二十四年五月二十日 第三刷發行〕
発行元:岩波書店