日国友の会

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ちょう【疔】

読者カード 用例 2025年04月15日 公開

2021年09月05日 古書人さん投稿

用例:〇疔の藥を日本人にならひたる事奇効良方にあり〔坤之巻〕
『老人雑話』 1713年 伊藤坦庵(宗恕)筆録
語釈:〔名〕皮膚の汗腺(かんせん)や皮脂腺などから、化膿(かのう)菌ことにブドウ球菌が侵入して皮膚や皮下結合組織中に生じる、急性で悪性のはれもの。赤く空豆(そらまめ)大にはれ上がり、非常に痛み、悪寒発熱をともなう。顔面にできたものを面疔という。疔瘡(ちょうそう)。

コメント:和文例がないので

編集部:第2版では、『玉葉』(1181)の例が早いのですが、漢字仮名交じり文の例としては、浄瑠璃『日本振袖始』(1718)の「瘍」の例よりも5年さかのぼります。

著書・作品名:老人雑話

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1713年

著者・作者:伊藤坦庵(宗恕)筆録

掲載ページなど:293ページ7行目(「随筆文學選集」(第十一巻)、1927)

発行元:書齋社