いが【伊賀】
読者カード 用例 2025年01月16日 公開
用例: | 女使には使番といふ役女二人添番(そへばん)及伊賀(いが)といふ役目の士二人随從す〔人事門・幕府年中行事-五月〕 |
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『風俗畫報(第五号)』 1889年6月10日 発行人 吾妻健三郎 | |
語釈: | 【二】〔名〕「いがもの(伊賀者)」の略。 |
コメント:取り敢えず
編集部:第2版では、『政談』(1727頃)の例が添えられています。ちなみに、「伊賀者(1)」の語釈に「伊賀国の地侍。また、江戸幕府の下士の職名。天正一〇年(一五八二)本能寺の変の際、徳川家康を警護して無事に浜松に帰還させた伊賀国の郷士を、家康は同心に取り立て、それらを服部半蔵に付属した。のちに江戸に召し出して食祿を与えたのに始まり、江戸城の広敷番、小普請方、明屋敷番、山里等に勤務させた」とあります。
著書・作品名:風俗畫報(第五号)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1889年6月10日
著者・作者:発行人 吾妻健三郎
掲載ページなど:2ページ下段3行目
発行元:東陽堂