日国友の会

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からかさぐも【傘雲】

読者カード 項目 2024年11月24日 公開

2021年03月27日 古書人さん投稿

用例:故に高山に登れば足下より白雲起る富士の絶頂に時々圓く雲のかゝりて其状傘の如し土地の人これを富士の傘雲(カラカサグモ)と唱へ〔第五章〕
『訓蒙窮理圖解』 1868年 福澤諭吉
語釈:〔名〕「かさぐも(笠雲)」に同じ。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに、「笠雲」の語釈は「高い山の頂をおおう笠状の雲。気流が山腹に沿って押し上げられて山を越すときに生じる」となっています。

著書・作品名:訓蒙窮理圖解

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1868年

著者・作者:福澤諭吉

掲載ページなど:292ページ3行目〔『福沢全集第二巻』、1925〕

発行元:国民図書