アディティ
読者カード 用例 2024年11月20日 公開
用例: | 此神は「アグニー」大神と雙生の神にして母を「アデチー」神と申すと詩に見へたり〔宗教・四韋陀の梗概及哲學(二)〕 |
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『太陽(第貮巻第貮号)』 1896年1月20日 米国哲學博士 藏原惟郭 | |
語釈: | (Aditi)古代インドの女神。もとは「無拘束、自由、無垢(むく)、無限」を意味する普通名詞で、その個性はかならずしも明らかではない。おそらくは無限の空間、天界、大地、あるいはそれらをも超えたものを意味していたであろうと思われる。諸神の母、とりわけアーディティヤ神群の母として、これらアーディティヤより逆に想定された女神と考えられる。〈以下略〉〔『日本大百科全書』@JapanKnowledge〕 |
コメント:僅かですが遡ります
編集部:2017年12月4日付けで、姉崎正治『印度宗教史』(1897)の例をご紹介いただいていますが、さらに、1年さかのぼります。
著書・作品名:太陽(第貮巻第貮号)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1896年1月20日
著者・作者:米国哲學博士 藏原惟郭
掲載ページなど:496ページ上段後ろから1行目
発行元:博文館